差で決まる「カップサイズ」…だけじゃない！

「トップ−アンダー＝◯cmでカップサイズが決まる」とよく言われますが、実はそれだけで完璧に合う下着を選べるとは限りません。同じD70というサイズ表記であっても、カップの“深さ”や“形”の違いによって、着用感には大きな差が生まれます。

たとえば、レース素材を使ったブラは軽く浅めに設計されることが多く、同じD70でも「カップが小さく感じる」と思う人も少なくありません。一方で、モールドカップやフルカップのような立体成型タイプは、バストをしっかり包み込むように作られており、同じサイズでも「なんだかきつい」「圧迫感がある」と感じることもあります。

この違いは、製品ごとの設計コンセプトや素材によるカップの“立体感”に由来します。浅めのブラはバストトップをやや押さえ気味にし、ボリュームを抑えながらナチュラルに整える設計。一方で、深めのカップは包み込む力が強く、谷間をつくりやすかったり、安定感を重視した仕様だったりします。どちらが良い悪いではなく、「目的」や「体型」によって合う合わないが生じるというだけなのです。

さらに同じサイズでも、ブランドによっても設計ポリシーが異なります。海外ブランドはバストの高さや位置を重視する傾向があり、日本製と比べてトップ位置がやや高めに設計されている場合があります。また、カップの底面が狭く、上方向へボリュームを出す構造も多く見られます。

そのため、ネットや店頭でサイズだけを見て選ぶと、「同じサイズなのに合わない」と感じてしまうのは当然のこと。実際には、同じD70でも「浅めのレースタイプがぴったり」「深めのモールドカップが安定する」など、人それぞれに最適な“カップの形”があります。

つまり、カップサイズとは「ただの差」ではなく、「どんなカップ形状か」までを含めて見極めることが重要。サイズ表で数字が同じでも、フィット感が全然違う理由はそこにあります。

当店では、商品の説明に「浅め／深め」「バージスラインが広い／狭い」「包み込み重視／軽やか」など、設計傾向をわかりやすく明記するよう心がけています。選ぶ際には、サイズだけでなく「どんな目的のブラなのか」「どんな形が自分に合っているのか」を意識することで、もっと満足のいく下着選びができるようになりますよ。

body secret garden

ブロガー

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ブラセットのサイズはBCDEFGカップ
アンダーは65,70,75,80,85と充実しています
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